一つひとつの事件に、全力で向き合っています。
これまでに担当した事件は100件以上、お受けしたご相談は300件以上。ここでは、その一部をご紹介します(プライバシー保護のため、事案が特定されない範囲で、内容の一部を変更しています)。事例は随時追加していきます。
※結果は事案の内容により異なります。同様の結果をお約束するものではありません。
刑事事件(傷害・冤罪)
ご依頼前の状況: 交際相手の男性による暴力から逃れるために行った正当防衛行為だったにもかかわらず、警察に話を聞いてもらえないまま誤認逮捕されてしまった状況でした。
対応と結果: 初回接見から直ちに対応を開始し、ご依頼者の傷の痕や現場の状況を早期に証拠保全。無罪を主張して勾留請求の却下を求めた結果、勾留請求は却下され、逮捕から3日で釈放が実現しました。その後、不起訴処分も獲得しています。
弁護士コメント: 初回接見のときから冤罪だと確信し、2日間寝る間も惜しんで証拠保全に駆け回った事案です。冤罪は、本当に身近に起こり得ます。「おかしい」と感じたら、できる限り早くご相談ください。
少年事件(特殊詐欺・闇バイト)
ご依頼前の状況: いわゆる「闇バイト」で特殊詐欺の一端を担わされ、複数の事件で合計数百万円の被害が生じていました。被害弁償ができる資力もなく、成人であれば実刑が見込まれてもおかしくない事案でした。
対応と結果: 付添人として、本人が指示役から強く支配され、恐怖から従わざるを得なかった経緯を丁寧に立証しました。あわせて、本人の深い反省と、二度と関わらないための環境づくりを審判で示し、少年院送致を回避。社会の中で立ち直る機会につなげることができました。
弁護士コメント: 逮捕されていた間はずっと沈んだ顔をしていた子が、審判の後、事務所でこれからの話をしながら笑顔を見せてくれたのが非常に印象的で、この仕事のやりがいを感じた事案でした。闇バイトに関わってしまったお子さまのことで悩まれているご家族は、どうか早くご相談ください。
刑事事件(不同意わいせつ・執行猶予)
ご依頼前の状況: 面識のない未成年の方に対する不同意わいせつの事案です。事案の性質上、正式な裁判(公判)となることは避けられず、厳しい処分が見込まれる状況でした。
対応と結果: 早い段階から専門のクリニックにつなぎ、勾留中も、心理師の方に留置場まで足を運んでもらって面談と治療計画書の作成を手配。行動の背景に向き合い、再犯を防ぐための道筋を先に整えました。被害者の方が未成年の場合、示談は法律上ご本人と単独で有効に行うことができないため、ご両親と行うことになります。本件では事案の性質もあり、交渉は極めて難航しました。それでも、何度も誠意を尽くしてコミュニケーションを重ね、判決の直前になって、ようやく示談が成立しました。また、保釈中は週に一度の面談を続け、これからの人生や仕事のことを一緒に考えながら、裁判に臨みました。被害弁償がなされたこと、治療計画があること、そして本人の深い反省が評価され、執行猶予判決となりました。
弁護士コメント: 示談は、書面を交わすだけの手続ではなく、「こちらの謝罪と誠意をどう受け取っていただけるか」に最後まで尽くすことだと考えています。一度うまくいかなくても、諦めずに、できることを全てする。そうした積み重ねが、最終的に良い結果に結びついた事案だと思っています。
少年事件(冤罪・家裁送致の回避)
ご依頼前の状況: 全く事実ではない被害申告(虚偽告訴)をされ、逮捕・勾留にまで至ってしまった少年の事案です。完全な冤罪であるにもかかわらず、捜査機関は当初ご本人の言い分に耳を貸さず、勾留を争っても身体拘束は解かれませんでした。
対応と結果: 身体拘束が続く約3週間、接見で何度も励まし、ご本人の話にじっくり耳を傾けながら、防犯カメラ映像や通信記録など、無実を裏付ける証拠の収集に走りました。長時間の防犯カメラ映像の確認や関係各所への照会を重ね、証拠を数多く収集。それらを詳細な意見書にまとめて検察官に提出し、粘り強く交渉を重ねた結果、検察官も嫌疑を維持できないと判断しました。少年事件はすべて家庭裁判所に送致されるのが原則ですが(全件送致主義)、家庭裁判所に送致されることなく手続が終了しました。実務上まれな結果です。
弁護士コメント: 「審判の場で無実を明らかにすればよい」という考え方もあるかもしれません。しかし、冤罪でそこまで手続が進むこと自体が本人には重すぎる負担であり、絶対に許してはならないと考えていました。証拠を集め尽くし、積み上げて示せば、捜査機関の判断は動きます。諦めずに足を動かすこと、そして依頼者を信じて話を聞き続けること。その大切さを改めて教えられた事案です。
刑事事件(違法捜査への対応)
ご依頼前の状況: 薬物の疑いをかけられた方が、刑事訴訟法上許されない方法での捜査を受け、その過程でけがまで負わされていた事案です。
対応と結果: 弁護士一人で現場に駆けつけ、複数の警察官に囲まれる中でも、「刑事訴訟法が禁じている捜査は許されない」と一歩も引かずに抗議し、是正を求め続けました。その結果、捜査機関の側が問題を事実上認める形で、通常では考えにくい早さでの釈放が実現。最終的に不起訴処分となりました。
弁護士コメント: 相手が国家権力であっても、してはいけないことは、してはいけない。正直に言えば、警察官に囲まれるのは怖いものです。それでも、目の前の依頼者のためにも、この国の適正手続を守るためにも、毅然と言い切らなければならない場面があります。弁護人としてやるべきことを果たせたと感じた事案です。
少年事件(重大事件・検察官送致の回避)
ご依頼前の状況: 複数の重大な事件に関与してしまい、再逮捕が何度も繰り返されて、長期間の身体拘束が続いていました。被害も大きく、検察官送致(いわゆる「逆送」——少年を刑事裁判にかける手続)となってもおかしくない状況でした。
対応と結果: 長い拘束の間、高い頻度で接見に通い続けました。当初は心を閉ざしていたため、事件の話を急がず、まずは信頼関係をつくることから始めました。やがて事件のことも、プライベートのことも話せる関係になり、そうした会話の中で私がした話がきっかけとなって、本人から「勉強がしたい」という言葉が出てきました。本を差し入れ、接見室や鑑別所で一緒に勉強を重ね、事件の原因への向き合いや、これまでの人生の振り返り、自分の強みの発見にも伴走。審判では立ち直りの可能性を丁寧に主張し、逆送を回避。少年事件の手続の中で処分を受けることになりました。
弁護士コメント: 後日、高校を中退していた彼から「学校に通い直します」と手紙が届きました。それを読んだときは本当にうれしく、弁護士冥利に尽きる仕事だと感じました。どれほど重い事件でも、立ち直りの入口までは伴走できる——そう教えてもらった事案です。
刑事事件(暴力事件・再犯)
ご依頼前の状況: 以前にも同種の暴力事件を起こしたことのある方が、再び逮捕されてしまった事案です。前回は示談により不起訴となっていましたが、同種の再犯となると、今回は重い処分に進んでもおかしくない状況でした。
対応と結果: 逮捕の段階から、できる手立てをすべて尽くしました。行動の背景にある認知の偏りに向き合うため、専門のクリニックへの通院を約束する体制を整え、身元引受人を確保し、被害者と接触しないための具体的な工夫を重ねて、勾留の必要がないことを主張。裁判官との面談でも直接掛け合い、早期釈放が実現しました。その後、示談も成立し、不起訴処分となっています。
弁護士コメント: 釈放後もじっくりお話を聞き、その方の生きづらさに向き合いながら、実際にクリニックへつながってもらいました。再犯を「またやった」で終わらせれば、また繰り返されてしまいます。原因への治療と環境づくりまでが弁護活動——当事務所の方針を、そのまま形にした事案です。
少年事件(脅迫・観護措置の回避)
ご依頼前の状況: 人間関係のもつれから相手への執着を断ち切れず、脅迫的な言動に至ってしまった少年の事案です。普段は勉強に励む、ごく普通の生徒でした。それが、ふとしたことから逮捕・勾留にまで至り、留置場では精神的にかなり不安定な状態に。事案の性質上「接触のおそれ」が問題となるため、家庭裁判所送致の際には観護措置(少年鑑別所)となる流れが濃厚な状況でした。
対応と結果: 勾留の段階から接見を重ね、まず精神の安定を支えることから始めました。時間をかけた対話の中で、本人が現実を受け入れ、深く内省し、二度と接触しないという決意を固く確認できるまでになりました。家庭裁判所送致の際には、弁護士自ら家庭裁判所に赴き、裁判官と直接長時間面談し、資料と本人の変化を丁寧に伝えました。その結果、観護措置を回避し、自宅から審判を迎えることができました。審判でも少年院送致を回避して保護観察となり、その後、接触は一度も起きず、少年は勉学に戻っています。
弁護士コメント: 正直、鑑別所行きが前提の情勢だったと思います。「無理そうだ」と諦める選択もあり得た場面ですが、当事務所の方針は「できることはすべてする」です。会いに行き、話し、直接伝える——その積み重ねが結果につながった、今でもよく覚えている事案です。
刑事事件(盗品等・冤罪的事案)
ご依頼前の状況: 商売のために代金を支払って仕入れた中古品が、実は盗品でした。ご本人も騙されて掴まされた立場だったにもかかわらず、「そもそも窃盗に関与した上で、盗品と知りながら買い取ったのではないか」と、盗みそのものへの関与まで警察から疑われてしまった事案です。
対応と結果: 徹底的に争えば手続は長期化し、お仕事や社会的信用への影響が避けられません。かといって、通常の示談をすれば罪を認めたと受け取られかねない——その狭間で、被害者の方に「依頼者もまた騙された被害者であること」を時間をかけて丁寧に説明し、「盗品と知らずに譲り受けた」ことを確認する文言を入れた示談(被害弁償)を成立させました。事実を認めることなく早期に手続を終わらせ、前科が付かない形で解決しています。
弁護士コメント: 「争う」か「認める」かの二択に見える場面でも、話し合いを重ねれば、その間に道を設計できることがあります。被害者の方にも納得していただいたうえでの解決となり、依頼者と被害者の方の双方が納得できる形にできたと感じた事案です。
事例は今後も追加していきます。
おひとりで抱え込まず、どうか早めにご相談ください。
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